“しまんちゅ”の生活

こちらでは、沖縄での生活について紹介したいと思います。

住んでビックリ!沖縄の生活習慣

私は東京から沖縄に移住した人間なので、いわゆる“しまんちゅぬ生活”(島人の生活)にわりと驚く部分も多く、特にカルチャーショックを受けた出来事について書かせて頂きました。

沖縄生活ビックリ体験1:傘をさそうよ…

沖縄の生活沖縄県の中高生には、雨の日でも傘をささずに歩いている人が多いのを知っていますか?

別に傘を忘れて出かけるおっちょこちょいの人が多いというわけではなく、濡れることに無頓着な子が多いみたいなんです。制服はビショビショで髪の毛から滴が落ちているのに、走る様子もなくノンビリと歩いているのには愕然。

しまんちゅいわく「こんなに大雨が降っていたら、別に傘を差しても意味がない」とのこと。

“寒くないから、濡れても風邪は引かない”ということでしょうか?

傘をさしている私が思うに、さす意味なら充分あると思うのですが…。

沖縄生活ビックリ体験2:生卵を食べない!?

生たまご沖縄県の人は、ほとんど生卵を口にしません。必ずと言っていいほど、火を通して食べているのです。

最初は驚いたのですが、これはアメリカ統治時代の影響のようですね。世界でも、生の卵を日常的に食する国は日本くらいみたいなので。

別の部分でも、沖縄が一昔前までアメリカだったことに気づかされることがあります。それは、牛乳の量。沖縄に売っている牛乳のパックは基本的に946ml。

これは、アメリカが使用している体積の単位がガロンだからなんです。1ガロンは3.784リットルですから、946mlはその1/4に相当します。要するに、クオーターガロンで売られているわけです。これも、アメリカ文化の影響なんですね。

沖縄生活ビックリ体験3:季節って知ってる…?

沖縄の人は、驚くほど季節感がありません。
真夏に石焼き芋を食べていたり、ブーツを履いていたり…。

ジャングルでも、これも深く考えれば納得。四季というのは温帯に独特の気候です。沖縄は亜熱帯ですから、季節の感覚が薄くても当たり前。

実際、冷帯に属する北海道には梅雨がありません。

北海道・沖縄に限って言えば、それぞれ日本とは異なるアイヌ的・琉球的な感覚が残っていたとしても驚くことではないですよね。

北海道は本土からの移住者で文化的には日本に同化しましたが、沖縄には、いまだ独特の空気感が流れているようです。

以上、沖縄の生活に関するコラムでした!